福祉住環境コーディネーター検定(2級・3級)の練習問題20問【無料・全問解説つき】

福祉住環境コーディネーターの一問一答を20問そろえました。すべてに解説をつけています。答えは各問の「答えと解説を見る」を押すとその場で開きます。

最終更新:2026年8月9日

ご利用にあたって:本ページおよびアプリ「フクジュウトール」は、政府・試験実施機関のいずれとも関係のない、個人開発の非公式サイト・アプリです。 掲載しているのは過去問ではなく、公的機関の公表資料をもとに当方が作成したオリジナル問題です。 実際の試験の出題内容・形式・基準は、必ず試験実施機関の公式発表をご確認ください。

この20問について

  1. アプリに収録している問題からの見本です。アプリ本体には、同じ形式の問題を科目ごとにひととおり収録しています。
  2. 科目がかたよらないように選んでいます(各科目の先頭から順ぐりに取得)。得意・不得意のあたりをつける用途に向いています。
  3. 解説は「なぜ他の肢が違うのか」まで書いています。1問で複数の論点を回収できるようにするためです。

問1バリアフリーとユニバーサルデザイン3級

ユニバーサルデザインの7原則に含まれるものとして最も適切なものはどれか。

  1. どんな人でも公平に使えること(公平な利用)
  2. 障害のある人だけが優先して使えるようにすること
  3. 専門的な訓練を受けた人が使えること
  4. できるだけ費用が安く済むこと
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正解:1

ユニバーサルデザインの7原則は、公平な利用、利用における柔軟性、単純で直感的な利用、認知できる情報、失敗に対する寛大さ、身体的負担の少なさ、接近や利用のためのサイズと空間の確保から成る。費用の安さは原則に含まれない。

出典の該当箇所:ユニバーサルデザインの7原則

問2健康と障害のとらえ方3級

ICF(国際生活機能分類)における「生活機能」を構成する3つの要素の組み合わせとして正しいものはどれか。

  1. 心身機能・身体構造/活動/参加
  2. 健康状態/環境因子/個人因子
  3. 機能障害/能力低下/社会的不利
  4. 身体的健康/精神的健康/社会的健康
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正解:1

ICFの生活機能は、心身機能・身体構造、活動、参加の3つのレベルで構成される。これらは健康状態および背景因子(環境因子・個人因子)と相互に影響し合うものとして位置づけられている。

出典の該当箇所:ICFの構成要素

問3在宅生活における福祉用具の活用(2級)2級

介護保険の福祉用具貸与の対象種目の数として正しいものはどれか。

  1. 20種目
  2. 13種目
  3. 9種目
  4. 6種目
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正解:2

福祉用具貸与の対象は、車いす、車いす付属品、特殊寝台、特殊寝台付属品、床ずれ防止用具、体位変換器、手すり、スロープ、歩行器、歩行補助つえ、認知症老人徘徊感知機器、移動用リフト、自動排泄処理装置の13種目である。

出典の該当箇所:福祉用具貸与の対象種目

問4安全で安心できる住生活とまちづくり3級

住生活基本法に基づき、国が定める計画として正しいものはどれか。

  1. 地域福祉支援計画
  2. 都市計画区域マスタープラン
  3. 住生活基本計画(全国計画)
  4. 介護保険事業計画
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正解:3

住生活基本法に基づき、国は住生活基本計画(全国計画)を定め、都道府県は都道府県計画を定める。住宅の量の確保から質の向上へと政策の重点を移し、住宅ストックの有効活用や居住の安定確保が目標として掲げられている。

出典の該当箇所:第15条・第17条

問5安全・安心・快適な住まい3級

住宅内で手すりを設ける目的として、横手すり(ハンドレール)が主に担う役割はどれか。

  1. 歩行時に体を軽く支えながら移動を助ける
  2. 立ち座りの際に体を引き上げるのを助ける
  3. またぎ動作の際に体を固定する
  4. 座位の姿勢を保持する
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正解:1

水平に取り付ける横手すりは、歩行時に手を滑らせながら体を軽く支える用途に用いられる。これに対し縦手すりは立ち座りや段差の昇降など、体を引き上げたり姿勢を安定させたりする動作に用いられる。

出典の該当箇所:手すりの種類と用途

問6暮らしやすい生活環境をめざして3級

国連の定義等で一般に用いられる区分において、総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)が21%を超えた社会の呼び方として正しいものはどれか。

  1. 成熟高齢社会
  2. 超高齢社会
  3. 高齢化社会
  4. 高齢社会
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正解:2

高齢化率が7%を超えると高齢化社会、14%を超えると高齢社会、21%を超えると超高齢社会と呼び分けるのが一般的である。日本は1970年に高齢化社会、1994年に高齢社会、2007年に超高齢社会へと段階的に移行した。

出典の該当箇所:高齢化の推移と将来推計

問7相談援助と福祉住環境整備の進め方(2級)2級

ケアマネジメントの過程として、一般的な順序で正しいものはどれか。

  1. アセスメント → インテーク → サービス実施 → ケアプラン作成 → モニタリング
  2. ケアプラン作成 → インテーク → アセスメント → モニタリング → サービス実施
  3. サービス実施 → アセスメント → インテーク → ケアプラン作成 → モニタリング
  4. インテーク → アセスメント → ケアプラン作成 → サービス実施 → モニタリング
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正解:4

ケアマネジメントは、受付にあたるインテーク、生活課題を把握するアセスメント、ケアプランの作成とサービス担当者会議、サービスの実施、モニタリングと再アセスメントという循環的な過程で進められる。

出典の該当箇所:ケアマネジメントの過程

問8社会状況と福祉住環境コーディネーターの意義(2級)2級

介護保険制度の財源構成について、公費と保険料の割合として正しいものはどれか。

  1. 公費75%・保険料25%
  2. 公費100%(保険料負担なし)
  3. 公費50%・保険料50%
  4. 公費25%・保険料75%
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正解:3

介護保険の給付費は、公費50%と保険料50%で賄われる。公費部分は国・都道府県・市町村が分担し、保険料部分は第1号被保険者と第2号被保険者が人口比に応じて負担する仕組みとなっている。

出典の該当箇所:第121条〜第125条

問9福祉住環境整備の基本技術と建築知識(2級)2級

木造住宅の主な構法のうち、柱と梁で骨組みを構成するものはどれか。

  1. 鉄筋コンクリート壁式構造
  2. 木造軸組構法(在来工法)
  3. 木質系プレハブ工法
  4. 枠組壁工法(ツーバイフォー工法)
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正解:2

木造軸組構法は柱と梁で骨組みを構成する日本の伝統的な構法で、開口部の位置の自由度が高く、改修による間取りの変更にも比較的対応しやすい。枠組壁工法は面材の壁で支えるため、開口部の変更に制約が生じやすい。

出典の該当箇所:木造住宅の構法

問10高齢者・障害者の状態像と医学的知識(2級)2級

脳血管障害のうち、脳の血管が詰まることで生じるものはどれか。

  1. 脳出血
  2. くも膜下出血
  3. 慢性硬膜下血腫
  4. 脳梗塞
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正解:4

脳血管障害は、血管が詰まる脳梗塞と、血管が破れる脳出血・くも膜下出血に大別される。脳梗塞はさらに、血栓による脳血栓症と、心臓などからの塞栓子による脳塞栓症に分けられる。

出典の該当箇所:脳血管障害の分類

問11バリアフリーとユニバーサルデザイン3級

バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)が対象とする施設として最も適切なものはどれか。

  1. 国が所有する庁舎のみ
  2. 建築物・公共交通機関・道路・路外駐車場・都市公園
  3. 戸建て住宅の専用部分のみで、共用部分は含まれない
  4. 医療機関の診療室のみ
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正解:2

バリアフリー法は、建築物、公共交通機関(旅客施設・車両等)、道路、路外駐車場、都市公園を対象とし、これらを一体的に整備することで移動等の円滑化を図る法律である。戸建て住宅の専用部分は直接の規制対象ではない。

出典の該当箇所:第2条

問12健康と障害のとらえ方3級

ICFが従来のICIDH(国際障害分類)と比べて大きく変わった点として最も適切なものはどれか。

  1. 障害のある人だけを対象とする分類に限定した
  2. 環境因子を独立した構成要素として位置づけ、相互作用モデルで捉えるようにした
  3. 障害を機能障害・能力低下・社会的不利という一方向の流れだけで説明する枠組みへ整理し直した
  4. 障害を医学的な診断名だけで分類するようにした
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正解:2

ICIDHは機能障害から能力低下、社会的不利へと一方向に進むマイナス面中心のモデルだった。ICFは中立的な用語を用いて生活機能を捉え直し、環境因子・個人因子を背景因子として独立に位置づけ、相互に影響し合う構造に改めた。

出典の該当箇所:ICIDHからICFへ

問13在宅生活における福祉用具の活用(2級)2級

特定福祉用具販売の対象種目に含まれるものとして正しいものはどれか。

  1. 認知症老人徘徊感知機器・移動用リフトなど
  2. 義手・義足・車いす(補装具)など
  3. 腰掛便座・入浴補助用具・簡易浴槽など
  4. 車いす・特殊寝台・床ずれ防止用具など
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正解:3

特定福祉用具販売は、他人が使用したものを再利用することに抵抗感が伴う用具や、使用により形態が変化する用具が対象となる。腰掛便座、入浴補助用具、簡易浴槽、移動用リフトのつり具の部分などが該当する。

出典の該当箇所:特定福祉用具販売の対象種目

問14安全で安心できる住生活とまちづくり3級

サービス付き高齢者向け住宅の登録基準として正しいものはどれか。

  1. 各戸の床面積は原則18㎡以上で、居間や台所を共同で使う生活を前提とすること
  2. 各戸に介護職員を常時配置し、24時間の身体介護を行うこと
  3. 入居者を要介護3以上の者に限定すること
  4. 各戸の床面積は原則25㎡以上で、バリアフリー構造を備えること
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正解:4

サービス付き高齢者向け住宅は、各戸の床面積が原則25㎡以上(共用の居間・食堂・台所等が十分な面積を有する場合は18㎡以上)で、便所・洗面設備等を備え、バリアフリー構造であることが登録の基準とされている。

出典の該当箇所:登録基準

問15安全・安心・快適な住まい3級

手すりの太さについて、握って体重を支える用途で一般に適するとされる直径はどれか。

  1. 60〜70mm程度
  2. 28〜32mm程度
  3. 45〜50mm程度
  4. 15〜18mm程度
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正解:2

しっかり握って体を支える手すりは直径28〜32mm程度が握りやすいとされる。手を滑らせて使う歩行補助用の横手すりでは、これよりやや太い32〜36mm程度が用いられることもあり、用途によって使い分ける。

出典の該当箇所:手すりの直径

問16暮らしやすい生活環境をめざして3級

「健康寿命」の説明として最も適切なものはどれか。

  1. 要介護認定を受けてから死亡するまでに要した期間の全国平均値
  2. 生まれた子どもが平均して何年生きられるかを示した期間
  3. 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間
  4. 医療機関を一度も受診せずに過ごすことができた期間
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正解:3

健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義される。平均寿命との差が拡大するほど、支援や介護を必要とする期間が長くなるため、その差を縮めることが政策目標とされている。

出典の該当箇所:健康寿命と平均寿命

問17相談援助と福祉住環境整備の進め方(2級)2級

相談援助における「受容」の説明として最も適切なものはどれか。

  1. 相手のありのままを価値ある存在として受け止める姿勢
  2. 相手の要望をすべてそのまま実現すること
  3. 相手の行動の是非を評価して伝えること
  4. 相手の考えに対して常に同意していると表明し続けること
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正解:1

受容は、相手のありのままを価値ある存在として受け止める姿勢であり、要望をすべて実現することや、常に同意を表明することとは異なる。バイステックの7原則の1つとして、援助関係の基礎に位置づけられる。

出典の該当箇所:相談援助の原則

問18社会状況と福祉住環境コーディネーターの意義(2級)2級

介護保険の保険給付の種類として正しい組み合わせはどれか。

  1. 医療給付・介護給付・年金給付の3種類
  2. 現物給付・現金給付・混合給付
  3. 施設給付・在宅給付・地域給付
  4. 介護給付・予防給付・市町村特別給付
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正解:4

介護保険の保険給付は、要介護者に対する介護給付、要支援者に対する予防給付、および市町村が条例で定める市町村特別給付の3種類からなる。市町村特別給付は、その市町村の第1号保険料を財源として独自に行われる。

出典の該当箇所:第18条

問19福祉住環境整備の基本技術と建築知識(2級)2級

枠組壁工法(ツーバイフォー工法)の住宅で開口部を広げる改修を検討する際の留意点として最も適切なものはどれか。

  1. 柱の位置さえ避ければどの壁でも撤去できる
  2. 構造にかかわらず開口部は自由に拡大できる
  3. 壁そのものが構造を支えているため、開口部の変更に制約が生じやすい
  4. 壁は室内を区切る間仕切りにすぎないため、どこでも自由に撤去することができる
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正解:3

枠組壁工法は床・壁・天井の面材で建物を支えるモノコック構造であるため、壁の撤去や開口部の拡大には構造上の制約が大きい。改修の可否は設計者や施工者に確認したうえで判断する必要がある。

出典の該当箇所:構法と改修の制約

問20高齢者・障害者の状態像と医学的知識(2級)2級

右大脳半球の損傷によって生じやすい症状として最も適切なものはどれか。

  1. 左半側空間無視
  2. 運動性失語(ブローカ失語)
  3. 感覚性失語
  4. 右片麻痺
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正解:1

右大脳半球の損傷では左半身の麻痺に加え、左側の空間を認識しにくくなる左半側空間無視が生じやすい。失語症は多くの場合、言語中枢のある左大脳半球の損傷で生じ、この場合は右片麻痺を伴う。

出典の該当箇所:大脳半球の損傷と症状

続きはアプリで

ここに載せたのはごく一部です。フクジュウトールでは、分野別の演習・本番形式の模擬試験・間違えた問題の復習まで、1つのアプリで進められます。

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